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私のここ数年のサロンでの活動につきましてご報告しておきたいことがあります。

皆さまにうまくお伝えすることができるかわかりませんが、私の現在の素直な気持ちです。

長文になりますが、しばしお付き合いください。

2013年に義父が亡くなり、また翌年には追うように義母が亡くなりました。

その翌年には引っ越しなど、私たち家族にとって激動の数年を過ごしてきました。

2013年の義父の介護に入る前まではコンスタントにテーブルコーディネート、インテリアレッスンなどを開催してきました。

2009年のサロン開設以来、有り難いことに徐々にお客様が来てくださるようになり、お休みに入る直前のテーブルコーディネートレッスンは同じものを10レッスンやりました。

私は若い頃からお金をいただいて仕事をするということは

「120%の力を出し切る!」

というスタンスでいましたのですべてのレッスンに手を抜くことなく全力でやってきました。

また「美」を提供するサロンの性質上、

「お客様に感動を与える」

というのは私のレッスンのモットーとしておりましたので常にそればかり考えていました。

レッスンの準備なども一人でやっておりましたので、すべてのレッスンが終わったときには毎回一週間は動けないほどの疲労感がありました。

それでもお客様の感動する様子や喜んでいらっしゃる表情を見るとすごく嬉しかったし、達成感もありました。

 

サロンをお休みした理由としては当時は義理の両親の介護がきっかけでした。

その後、義父と義母が相次いで亡くなりました。

義父に関しては大してお世話することができないうちに亡くなってしまいましたが、義母は義父が亡くなったこと、そしてご自身の癌治療、その他いろいろな精神的負担も大きく、そのケアにも心を遣いました。

余談ではありますが、私たちが猫を飼ったのはその頃です。

当時はただただ「可愛かったから」が理由だと思っていましたが、今となって振り返ってみると私たちが一番つらい時期でして「よっぽど癒されたかったんだね~」と主人と話しています。

義理の両親が亡くなったことで、人の「死」や人の「人生」、「幸せ」というものにも深く向き合うようになりました。

「生きるってどういうことなんだろう?」

「幸せってどういう状態なんだろう?」

というのは私は昔からよく考えてきたことでしたが、この義理の両親の死によってより深く考えるようになりました。

私自身はもともとスピリチュアル的な考えをしてきた人間ではありますが、主人はそういうものはまったく信じていませんでした。

ただ、彼の人生観も両親の死によって180度変わりました。

それくらい私たちにとって義理の両親の死というものは衝撃的でしたし大きな学びでありました。

私も主人もゆっくり時間をかけて両親の死を受け入れながら自分なりの方法で自問自答しながら結論にたどり着いています。

その結論とはまったく同じで、

「人生とは楽しむべきものである」

ということ。

これは義理の両親がご自分たちの死をもって私たちに教えてくださったことだと信じています。

 

ここ数年、私もお客様から

「テーブルコーディネートレッスンまだ再開されないんですか?」

とか聞かれ、

「春からスタートします」

とお答えしたこともありました。

そのときは本気でやる気でいるのですが、でもできない・・

お客様に対してはいつも誠実でありたいと思っていたので本当にこれは苦しかったです。

自分自身も、

「春からやろう」

「秋からやろう」

と決めるのですが、どうしてもできませんでした。

なぜなら、やったら自分自身が疲労困憊することがわかっていたし、中途半端な精神状態であのハードなレッスン(私にとって)はできないと思ったから。

エネルギーがない状態で私がレッスンをしたとしてもきっとお客様は満足しないと思いましたし。

レッスン自体が怖いことになっていたのでしょうね。

これが私がテーブルコーディネートレッスンをなかなかできなかった理由です。

正直に言って、

「もうすべてやめてしまおうか」

と思ったこともあります。

ただ、その度にたくさんのお客様の顔が浮かんできて・・・その決断ができませんでした。

お客様には申し訳ないのですが、

「人生は楽しむためにあるもの」

という大きな気付きを得ていたので、とにかくそれまで自分が我慢してきたことでやりたかったことをこの数年やってきました。

ブログでもご存じのように海外一人旅に出たりとかね。

自分自身と本音で向き合い、そしていろいろなことを感じ・・・

ずっとその繰り返しで自分と対話をしてきました。

遊んでいるという感覚ではなく・・・とにかく自分のことを深く知りたかったのです。

 

そしてようやく今・・・

一筋の光が見えてきている気がします。

「私は自分のレッスンを楽しめていただろうか?」

と自分に問うと、やはりそうではなかったように思います。

とにかく、お客様が喜んでくださることが優先で私の気持ちなんて後回しにしていた。

後回しにするどころか考えなかった。

私自身が楽しめていないものはお客様が楽しめるはずがないのです。

「やめてしまう」という選択に関してですが・・・

「美しいもの」に対する感覚的なもの、バランス的なものなど、これは私が生まれながらに与えられている能力だと思っています。

この与えられた能力を社会に活かしていかない、貢献しないということは選択はしてはいけないという結論です。

それでは

「どうしていけばいいかな」

と考えると、自分が楽しめるやり方で、負担にならない規模で、ということになるのかなと。

ですから内容も多少変えることになるでしょうし、サロンの規模も私の負担にならない回数でとなると思うのです。

かといって私の満足できないレベルのものは提供したくないし、お客様に注ぐエネルギーというのは私自身は変えることができないので、とにかく回数をグッと減らすことになるのかな、と考えています。

これがお客様も楽しめ、私も楽しめる一番の方法ではないでしょうか。

この秋から少しずつ自分のできる、そして自分が楽しめる範囲でスタートしていこうと思っています。

少しずつスタートさせてだんだん自分のエネルギーが膨大になってきて「よしできるぞ!」となったら、今度は人の協力を得ながらよりよいものを提供していきたいと思います。

ですからまずは本当に少ない回数からスタートさせてくださいね。

また、私がやりたいこととして、ここ数年で学んできた人生の一番大切なことなどをシェアしていけるようなお茶会なども開催していけたらいいなと思っています。

もう何年もブランクがありますし、私のお客様も離れてしまっているかもしれません。

ただ、それは本当に仕方がないことだと思っています。

でもきっと新たなご縁もあると思いますので、またその出会いの一つ一つを大切にしていきたいと思います。
これが私の今現在のすべての気持ちです。

こうやって皆さまにご報告できる状態になったこと、そして新月である今日という日に発信できることに満足しています。

長い文章を最後までご拝読いただきましてありがとうございました。

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