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結婚したばかりの頃、亡き義父母と一緒に食事をしていた時に義父から、

「嫌いな食べものは何?」

と聞かれました。

私は、

「らっきょう」

と答えました。

私の実家では祖母がらっきょうを漬けていましたが、申し訳ないけれど好きになれませんでした。

田舎の味付けなのか、甘い上にヌメッとした食感がどうしてもダメで、以来ほとんどらっきょうは口にしたことがありませんでした。

でも、義父から、

「ママの漬けたらっきょうは美味しいから食べてみて」

と言われました。

義母は、

「そんな無理やり食べることないのよ」

と言ってくださいましたが一つ食べてみることに。

何年ぶりかのらっきょう。

恐る恐る口に入れてみました。

そしたら・・・

食べられなくはなかった。

ただ、食べられるけど「美味しい」という感じはありませんでした。

恐らくらっきょうへの先入観ありありで食べているからでしょうね。

ですが、義父母宅で食卓にでるたびに食べているうち、いつの間にかその味が好きになっていました。

義母のらっきょうは私の知っている甘くヌメッとした感じではなく、ほとんど甘さは感じなくシャキッとしていました。

もちろん主人はその味で育っている訳で母の漬けたらっきょうは大好きでした。

義母は毎年5キロ漬けていたそうで、作るたびにおすそ分けしていただいていました。

それが義母が病気になり、毎年毎年作る量が減ってきました。

亡くなる年はもう作る気力すらありませんでした。

そこで、私と主人で義母から作り方を教えてもらってその年初めてらっきょうを作りました。

5キロに挑戦です。

らっきょうの皮を剥きましたが、これが結構大変。

二人で作業してもかなり時間かかりますし、指と爪の間が痛くなる。

義母はこれを毎年一人でやっていたのかと頭が下がります。

私たちにらっきょうの作り方を伝授した後、

「伝えることができてよかった。
これでスッキリした。」

と安心したように言っていたのを今でも思い出します。

その二ヵ月後に義母は他界しました。

それ以来、毎年主人とらっきょうの季節になると漬けるようになりました。

今年も5キロです。

お母さん、喜んでいるかな(^^

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